増加している

やさしい看護婦

人から人へ感染をするヘルペスウィルスですが、現在増加傾向にあります。というのも、性行為を行う年齢の低年齢化やオーラルセックスといった行為が普及したことを受けて、感染経路を増やしつつあるのが原因とされています。また初期では症状がほぼ無い状態であることと、一度症状が消失すると相手方にも感染しているかの判断が難しいことも関係しています。 また幼少期では母子での感染も起こりえます。胎内での感染の他に、出産によって経膣分娩時の感染があります。また現在は少なくなりましたが、お母さんが食物を一度口の中で噛んでから与える行為も口唇ヘルペスの感染経路となります。母体がヘルペスウィルスに感染していた場合、胎児への感染を防ぐため抗ウィルス薬の内服や経膣分娩でなく帝王切開を選択せざる得ない場合もあります。

母子感染を防ぐ方法としては、口唇ヘルペスの場合はお母さんの唾液が含むものを与えないようにします。また口の周りにヘルペス様の水ぶくれがある場合は、ウィルスが増えている時期です。不用意に子供の皮膚に唇を近づけるのをやめましょう。症状が出現した早い段階から内服薬や塗り薬で対処をしましょう。 性器ヘルペスの場合、感染した時期が問題になってきます。30〜40週の間に感染した場合は注意が必要です。というのも、30週以前の感染であれば母体にウィルスに対する抗体ができ、それが胎盤と通して胎児に移行するのですが、30週以降になると抗体の移行ができず出産することになります。胎児がヘルペスに感染しやすくなるため、この場合は帝王切開を選択するほうがよいかもしれません。薬の使用で対処できる場合もあるので、必ず医師に相談してください。